今日のテーマは、
謙遜(けんそん)は100害あって1理なし
です。
前回のテーマは、
ありがとうの話しでした。
ではいい恋をするため8日目の今日は、
謙遜についてのおはなしです。
日本人の美徳としての考え方の中に、
控えめにしていて、自分の能力や評価をおごらない
謙遜という考え方があります。
ぐぐってみたらこうなりました↓
自分の能力・価値などを低く評価すること。控えめに振る舞うこと。 「 -した言い方」 〔類義の語に「卑下」があるが、「卑下」は自分自身を低くし卑しめる意を表す。それに対して「謙遜」は自分の能力や功績などをおごらず、控えめに振る舞う意を表す
仕事や人間関係の面では、この謙遜がすごくうまく働くことが有ります。
日常の中にしみついている人も多いかと思います。
でも恋する場合の謙遜は
100のこ害はあってもあって1この利益もないです。
「◯◯さんって、素敵だよね」「◯◯さんって可愛いね」「◯◯さんのこういうところっていいと思うな」
と褒められても、
褒められ慣れていない人は、ついつい謙遜をしてしまいます。
「えっ、そんなことないです」
「私なんて、そんな」
「私よりも△△さんのほうが、」
と、ついつい言ってしまいがち。
これはどういうことが起きているかというと、
相手のキモチを無視している状態
になります。
まったく違うものにたとえてみますね。
例えば、Aさんの作った料理を私が褒めました。


これにたいしてまったく関係ないBさんが

こうなった場合、
もうなんだかよくわかりません。
戦いのゴングがなります。笑
こんなことを言ってしまう人はそうそういないと思いますが
ちょっと極端な礼としてだしてみました。
では、自分のことに対してはどうでしょうか?


これにたいしてAさん本人が

といってしまう。
これが謙遜です。
人のことにたいしてはみんなこんなこと絶対しないのに、
自分のことにはしてしまう。不思議ですね。
謙遜すると、相手の気持ちを受け取らないことになります。
褒めてくれた人は、あなたのことを見てくれていて、
せっかく褒め言葉をかけてくれたとのにそれを謙遜でかえしてしまうと、
褒めた相手はがっかりしてしまいます。
それどころか、褒めてくれた相手に、拒絶されてしまったのかな、と感じさせてしまうことも。
私のお友達に、どれだけ「かわいいよ」といっても
「そんなことない!まきちゃんの方が可愛い!」
と返してくるこがいて、本人はよかれとおもって言っているのだとわかっていても
とても悲しくなりました。
(現在はちゃんと受け取ってくれるようになりました。)
せっかく褒めたのに、もう褒めるのやめよ…
と思うこともあったりします。
なので、謙遜よりもうまい返答を習得しておくのがオススメです。
私の思う、褒められたときの、一番シンプルな対応は、
昨日の「ありがとう」の応用編でもありますが
「ありがとうございます、そう言ってもらえて嬉しいです」
と素直に感謝することだと思います。
「そう言ってもらえるなんて、とても嬉しいです」
と、いうバリエーションもあります。
「○○さんに褒められるなんて嬉しい!」
という褒めてくれた人を褒め返す上級技もあったりします。
共通して言えることは、
褒めた相手を嫌な気分にさせないことです。
時々おもしろい返しをしようとしすぎて、謙遜してしまっている人も目撃します。
「いやいや、そんなこと言って〜」
「おだてたって何も出ませんよ〜」
みたいな感じですね。
これは個人的に、面白くても胸が痛いです。
私が昔このタイプだったんですよ。今はもうほんと後悔してる。
せっかく褒めてもらっていても、ついつい恥ずかしくてネタにしてしまったり
受け流してしまっていました。
うぅ、胸が痛い…!
面白いと言われる人に多いと思います。
あと個人的には関西圏の人はこの傾向がつよいような気がします。
本音は、恥ずかしくても褒められると本当はうれしいんだよね。
でも素直になれないの。
でも今は思うんです。
いい恋をしようと思ったら、
ちょっと自意識過剰なぐらいがちょうどいいんだと思う。
にっこり笑ってありがとう。
恥ずかしくても、その後に面白いこといえばいいんだし、褒め言葉はもらっておこうと。
褒め言葉、貯金しておくといいことがあります。
どんどんかわいくなっていくっていういいことが。
謙遜してしまいそうなときには、思い出してみてね。
「あなたに、褒めてもらいたい。」