月にまつわるSTORY③ 〜神秘の作用〜

こんばんは、山下真輝です。

月には古来より不思議で神秘的なエネルギーがあるとされてきました。

現在でもパワーストーンの浄化につかったり、

新月の日に新しいことをはじめたほうがいいといわれていますよね。

 

月には科学的根拠のある作用ももちろんあるし、

まぁ迷信というか言い伝え的な神秘の作用がたーーーーくさんあります。

(もちろん、月ほどではないけど他の星にもあるよ!)

 

さてさて、今回はそんなお話をまとめてみます。

 

目次

新月

月がみえない状態の新月。

これは、

太陽ー月ー地球と

地球からみると太陽が月に隠れてしまって、光が地球にとどかないから。

で、太陽と月と地球がならぶということは、引力が最大限に発揮されるので

新月の時は月の方向に向かって、地球がちょこっとひっぱられているわけです。

海の潮の満ち引きが大きくなります。
(ちなみにこれは満月にもおこります)

へ〜。新月と満月は引力が働いてるんだね〜とおもっておいてください。

新月の日の感情

月の光が地球にとどかず、そして引力も大きく影響している日。

新月前後は、とにかく眠たくなりやすいです。

疲れに関わらず、深く長い眠りになり、朝起きるのが億劫になることも。

この新月前後は身体もだるく感じられ、

昼間でも睡魔に誘われますのであまり集中する作業には向きません。

新月の日は、普段よりも感覚がするどくなり、神経が繊細になる日です。

ふだん気づかなかったことに気付いたり、気にしていなかったものが目についたり、と

観察力もつよくなる時期です。

またこれから満ちていく月を連想させるので、

何か新しいことにとりくむためのタイミングとしても使われています。

 

 新月の日にまいた種はよく育つ?

新月の時は植物の生育速度が速くなったり、果実がよくそだつようです。

でもこれはどうやら地上に実がなる植物限定のよう。

地中に育っていく作物は、欠けていく月のころのほうが育つそうです。

 

新月の日は忙しくなりやすい?

新月の日は忙しくなりやすいです。

急な予定が入りやすい日だともいわれています。

 

新月の日にしたお願いごとは叶う?

「よく新月にお願い事をすると叶う!」という話しを聞いた人は多いかもしれません。

実際に願望を叶えるには新月のパワーを使うのは有効だとおもっています。

 

 

古くから日本では「ついたち参り」というものがありました。

旧暦の1日目(新月の日)の朝に神社にお参りにいくのです。

これはお願いごとを叶える!というよりは、神社へのご挨拶という意味も強いようですが、

 

 

もともと新月は、わたしたちにとって、特別な日という認識が強いのでしょうね。

 

新月の日は出産が多くなる?

ちなみにこれは満月の日もおおくなるようです。

私がこどもを産んだ助産院にも満月と新月がわかるカレンダーで

更に赤ペンで丸がついていました。笑

理由は、引力の関係なのでは?という話しです。

月の引力が潮の満ち干きに影響するように、

人間の体内にある70%の水分や、赤ちゃんのいる羊水も引力の影響をうけるのかもしれません。

そして羊水と海水の成分ってよく似ているらしいですから、

あまり不思議な感じはしないかもしれません。

 

新月の日には木が眠る?

日本には「夜空に月のない夜にとる木や竹は長持ちする」という言い伝えがあります。

「新月にとった木」は、

腐敗、カビ、虫、火につよく、形も反らず、空気をキレイにする効果もあるそうです。

そして、何百年も使えると言われています。

いいこといっぱいですね。

ちなみに世界最古の木造建築である「法隆寺」も

「闇伐りの木」=新月の木をつかっています。

あと有名なバイオリン、ストラディバリウスも新月の木をつかっているんですって。

ちなみにいい木をとるには、冬の時期の新月にとるのが1番いいそうです。

 

新月のときにしたいこと

新月は月が見えないため、良く言えば落ち着きがあり、

悪く言えば少しナイーブになりやすい時期でもあります。

肉体よりも精神的なものが強くなりやすい日なので、

バリバリガンガン行動して取り組む!というよりは、

気持ちを上手にのせたり、心の指針を決める日に向いています。

肉体的には休息をとったりゆったりとすごすこともおすすめします。

また、やめたいものは新月から手放すといいと言われています。

禁煙・禁酒・禁欲・・・などなど

また転職やカップルの別れも、

新月にはトラブルもすくなくスムーズに行るそうです。

 

満ちていく月

月が見えない闇夜だった空から、空に大きく満月が登るまでの

満ちていく月のお話をしていきます。

 

満ちていく月の日の感情

好奇心も探究心も強くなっていきやすい時です。

そのため、飲み込みが早くいろんなことが上達しやすいので、

実際に行動をおこしたり、何かを覚えたりするのにむいています。

人の言葉を素直に受け取りやすい時期でもあるので、褒められたり認められたりすると

自己価値がぐんと上がり、気分が高揚しやすい時期です。

良くも悪くもイメージが膨らみやす時期でもあります。

あまり嫌な未来を想像しすぎてテンションをさげてしまうよりも、

一歩行動をしてしまってから、ぐいぐい気持ちを高めていくという感覚のほうが

月の力をうまく使えるかもしれません。

 

満ちていく月の日にはカラダが強くなる?

満月にむかって、どんどん気持ちが高揚していきやすい時期です。

ココロも前向きになりやすいし、体も強くなりやすい時期。

ということは、体づくりに向いています。

筋肉のつきやすい時期といえるそうです。

 

満ちていく月の日は出会い運があがる?

そして満ちていく月の時には人との出会いも多くなるといわれています。

さらに下弦の月とくらべて、気持ちも前向きで

満月や新月にくらべて引力の影響もすくないですから

ココロも穏やかにすごせるので、その時に出会った人とは長くいい関係を続けられるのかもしれません。

 

満ちていく月の日は太りやすい?

満月に向けて、月が大きくなっていくこの時は、

イロイロなものの吸収がよくなるといわれています。

普段よりも水分をはじめ、栄養素や薬物、添加物など、体が何でも吸収しやすくなります。

うれしくないですけど、カロリーもそうなんでしょう。

水分をとりすぎるとむくみやすくもなるようです。

薬物やアルコール類も吸収の強さがつよまるみたいです。

でも逆に体にいいものも吸収しやすいわけですから、うまく利用したいところです。

 

満ちていく月のときにしたいこと

満ちていく月は、物事を進めていくパワーがおおきく発揮される時期です。

気持ちも前向きになりやすいし、行動することもできます。

この時期は頭でむずかしく考えるよりも行動してしまいましょう。

ただ、パワーが強すぎて空回りしてしまわないようにしましょう。

そのためには気持ちもスナオなのと、いい縁につなげやすい時期でもあるので、

人の意見も取り入れながらすすめていくほうがいいでしょう。

いろんなものを吸収しやすい時期でもあるので、勉強や読書もオススメです。

 

満月

いわずとしれた満月です。

もう満月が1番ありますのでね、お話。

これから怒涛の量かいていきますからね!笑

まず満月の特徴として、まんまるです。

これはなんでそうみえるかというと、

月と地球と太陽が一直線にならんでいる状態だから。

だからこそ太陽の光が月の全面にうつるのでまんまるお月さまにみえます。

そして満月のときは、新月のときとはちがって

月−地球−太陽

とならんでいます。

真ん中に地球があるわけです。

と、いうことは地球的には、右と左から月と太陽にひっぱられてる日なので、

いちばん地球にいろいろと変化がおこりやすい日です。

 

満月の日の感情

ちょっとしたことでも感情が変化しやすい日です。

心の中に溜めてきた感情が一気に満ちて外側に押し出され、

理性よりも感情に振り回されやすくなります。

楽しい、嬉しい、前向き、といった感情ですごすことができれば

いつも以上に多幸感に包まれる最高の時期です。

しかし不安な気持ちやさみしさなどを抱えていれば、急に泣きたくなったり、

漠然とした孤独感がふえて落ち込みやすい時期でもあります。

良くも悪くも「キモチ」にふれ幅の大きくでる日です。

 

満月には狼男がでる?

本物の狼おとこといわないまでも、満月の日は

ホルモンのバランスが崩れるためか、衝動的、攻撃的な感情が高まるようです。

ふだんよりもちょっと気性があらくなりやすい日です。

そして身体能力も増すようです。

衝動的、突発的な感情によって、体もまた動きたい衝動にかられるのでしょうね。

心拍数もあがりやすいんだとか。

ちなみに余談ですけどドラキュラって満月が苦手ですよね。

狼男とドラキュラはあまり会えなさそうですね。

 

満月には海にピンクの雪がふる?

珊瑚は満月の夜にいっせいに産卵をします。

タマゴの色はピンク。

その産卵されたタマゴが雪のように見えるのだそう。

ちなみにとてもキレイです。

 

これは動けない珊瑚がなるべく遠くまでタマゴを届けるために、

潮の満ち引きが大きい満月の日をえらんでいるのだそうです。

生き物の知恵ってすごいですね。

あ、あと満月の日に排卵された卵子は妊娠しやすいというのも聞いたことがあります。

 

満月の日には血が流れる?

これは月の引力がつよくなっているため、出血量がふえるから。

月が人間の血液や体液をも引っ張り、神経が活性化するからではないか、と言われています。

ちなみに満月による興奮作用で、

突発的な暴行、傷害、殺人事件、また自殺などもふえることが知られています。

でもこれは、街頭のない時代に夜の犯行に月の光が利用されただけなんじゃないか〜?と疑ってる私です。

満月のせいというより、条件が良い(?)せいかなっておもいます。



満月の日は睡眠が浅くなる?

満月の日は興奮しやすいみたいですからその効果の1つなのかもしれません。

一時的なものだとは思いますが、

眠りが浅くてこまっている人は満月の近辺は注意してみるといいかもしれませんね。

 

満月の日は川の水が逆流する?

潮が満ちているせいもあると思いますが、新月と満月近辺には、

雨が降ることが多いらしいので、その影響でしょうか。

 

満月の日は恋が燃え上がる

満月には興奮する作用があったり、

珊瑚の産卵といった性にかんするパワーがつよくなるからですね。

これはとてもステキな作用ですね。笑

 

 

満月のときにしたいこと

もう引力もつよいし、なんだか振り回されるし、でも月はキレイだし…

という日なので、

なるべくガマンしたり、努力をするのには向いている日ではないでしょう。

どちらかというと、小さなことでも感情的になりやすいので

ちょっとぐらい失敗しても気にしない、という大らかな気持ちをもつことが大切なのかもしれません。

特に恋愛面では、つまらないことで大きなケンカになってしまう可能性もあるので

注意した方がいいかもしれません。

逆に、面白いこと、笑えることを思いっきり楽しむにはとても良い時期です。

 

欠けていく月

空にこうこうと輝く満月から、月がみえなくなるまで、

欠けていく月の特徴をお話していこうと思います。

 

欠けていく月の日の感情

満月で最高潮に興奮していた気持ちも、

とくに下弦の月(半月)を中心に、ふっくりとフラットな状態に近づきます。

興奮気味であれば冷静に、落ち込んでいたらやる気が出てきたり…

状況を客観的にみるのにはいい時期です。

公正な判断ができるので、今の状況を見て次の一手を冷静に考えることに向いた時期でもあります。

なにか好奇心にまかせて新しいことを初めたりする、

というよりは今あるものを「より良くしよう」と工夫するのに向いた時期です。

落ち着いて状況を整えましょう。

また、この時期に受けたストレスも受け流しやすくなっています。

 

欠けていく月の時はデトックス?

なんでも吸収しやすくなっていた満月のときを過ぎていくと

逆に、だんだん「放出」するようになります。

つまり、汗をよくかいたり、感情をすこしずつ発散したり、といったことに向いているようです。

肌の手入れでも、クレンジングなど、洗浄して汚れを取り除いたりするのに、

普段より良い効果があるようです。

ちなみに断捨離にも向いている時期といわれています。

 

欠けていく月のときは傷が治りやすい?

下弦をすぎた頃にしたけがは、

出血量も少なく、回復期間も短くすむといわれています。

また傷跡も比較的消えやすいそうです。

 

欠けていく月のときはダイエットに向いている?

欠けていく月の時は、体重が減りやすい時期だともいわれています。

満月の時をさかいに、カラダへの吸収作用がおちつくということと

精神的にも安定しやすいので衝動でたくさんオヤツをたべてしまう、といったことも少なくなります。

 

欠けていく月のときにしたいこと

欠けていく月は、1年で表現すると秋〜冬の時期です。

動物も植物も、少し静かに眠って次の春への準備をする期間です。

欠けていく月の時もそれと同じ。

すこし心や、身の回りのものを見直して、そして整理整頓をするのに向いています。

満月の時のことを振り返りながら、

新月の新しい活動に向けて、自分に必要なもの、不要なものを整理していく時期です。

部屋のそうじをしてみたり、気持ちを紙に書き出してみたり、人に気持ちを伝えてみたり…。

そしてダイエットやクレンジングにも効果が発揮されるので、

美容を意識するのにもいい時期です。

 

 

月ぜんたいの言い伝え

月の光で浄化ができる?

 

月の光でもちものを浄化できると言われています。

今ではパワーストーンの浄化やお財布の浄化につかわれていたりするので月の光って万能ですね。

月の光を特定のものにあててあげることで、

そのもののもっている「気」が浄化されるという考え方です。

満月が一番いいといわれていますが、諸説あるみたいです。

 

月の光で美しくなる?

ものの浄化だけでなく、人まで美しくなるようです。

かの有名なクレオパトラも、美のために月光浴をしていたといわれています。

もともと女性と月は関係が強いものですので、美しさを引き出してくれるのかもしれません。

 

月にうさぎはいるの?

月には「お餅をついているウサギ」がいると日本では言われていますが、

世界各国では他の生物がいるようです。

中国「不老不死の薬を作っているうさぎ」
アラビア 「ほえているライオン」
インド「ワニ」
モンゴル「犬」
ヨーロッパ「ロバ」
ドイツ「薪をかつぐ男」
アメリカ「女性の横顔」
オランダ「悪行の報いとして幽閉された男の姿」

わぁ!めっちゃいる!笑

 

ちょっと怖い作用

日本:月の光の中で寝ると頭がおかしくなるという言い伝え
イギリス:月の光で「月狂病」と呼ばれる病気になる
北欧:妊娠した女性が月をみるとお腹の子供が元気に生まれない
アイスランドでは妊婦が月をみる精神障害になる
ブラジルでは母親たちが新生児を月の光に浴びせてはいけない

文字は小さくしておきました。

妊娠・出産や精神に関係するものがおおいようです。

とくにココロが不安定な時に月をみていると魅せられてしまう、という意味でしょうね。

 

まとめ

書いていたらものすごい長くなってしまいました…。

 

月に関する話しっていろいろありますね。

また明日も続くのでお楽しみに♪

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ABOUTこの記事をかいた人

2代目占い師として育つ。 2011年より個人セッションを開始。多岐に渡って活動中。 病気・離婚・シングルマザーを経て現在は再婚。離婚当日に出会った男性と三年後の誕生日に再開。​交際期間0日で婚約から半年後に再婚。2児の母。 占術:四柱推命・姓名判断・手相・人相・家相・トランプ・タロット・易・ルーン・他