こんばんは、山下真輝です。
今日は色んな月の見え方でおこる天体ショーを書いていこうと思います。
スーパームーンや、ブール−ムーンなど、いろいろと
「特別な月」が見える時があります。
すぐに確認できる特別な月をまとめてみました♪
目次
スーパームーン
スーパームーンという言葉は天体用語ではありません。
じゃあスーパームーンてなんなの?というと、
ふだんの満月よりも大きく輝いてみえる月
が、スーパームーンとよばれています。
そもそもなんで普段の月よりもスーパームーンだと明るく見えるのか?
という話しなんですが、
秘密は月と地球の距離にあります。
月は地球のまわりを、キレイな円状にまわっているわけではなく、
だ円にまわってるんですね。
近いときは約35万km、遠いときは約40万kmと、約5万kmも違います。
40万kmからみる「月」と、35万kmから見る「月」は
同じ月であっても
大きな満月は14%も直径が大きく、
30%も明るく見えるのです。
言葉通り、まさにスーパームーンですね。
ブルー・ムーン
ひと月に満月が2回含まれることをブルー・ムーンと言います。
太陽暦は30日か、31日で1ヶ月ですよね。(2月を除く)
そして月の周期はおおよそ29日です。
そうすると月初めと月末、に、同じ1ヶ月の中でも満月をみることができる月があります。
この、月に2回にみられる満月のことををブルー・ムーンと呼びます。
本来は文字通り「青い月」をさす言葉で、
火山の噴火や隕石の落下時に発生するガスや塵などの影響で
月が青く見える時のことをブルー・ムーンとよんでいました。
いつから月に2回みられる満月をブルー・ムーンと呼ぶのかはよくわかっていませんが、
極めて珍しい現象として、”once in a blue moon” という慣用句があるそうで、
月に2回満月がみられることも珍しいので、
その慣用句が転じて「ブルー・ムーン」といわれているのではないでしょうか。
ブラッド・ムーン(皆既月食)
ブラッド・ムーンとはその名のとおり、「血のように赤い月」です。
かっこいいですよね〜。
魔術とか好きな人にはたまらないんじゃないでしょうか。
私はもちろん魔術や魔法が好きなのでドキドキします。笑
なぜ月が真っ赤になるのかというと、月が地球の影にかくれてしまうからです。
太陽、地球、月が一直線に並び、
月が地球の影の中に入り込むと月食が起こります。
月食は大体1年に2-3回くらいおこっているらしいので、そこまで珍しいものではありませんが、
月全体が赤くなる、皆既月食よりも
部分的にかくれる部分月食の方がおおくあります。
あと赤い月は皆既月食だけでなくても、
低空に輝く月は暗くて赤っぽく見えることがあります。
夕日が赤いのとまったく同じ理由です。
月の高さがひくいな〜と思ったら赤く見えるか見てみるといいかもしれません。
ワクワクできますからね。
月虹(げっこう)
夜間に、月の光により生じる虹のことを月虹(げっこう)といいます。
弱い光で照らされる虹は、色彩が淡く、七色には見えません。
虹が白く見えることから、白虹(はっこう)とも呼ばれる。
月虹がよく観測されるハワイ諸島のマウイ島では、
「幸せが訪れる」「先祖の霊が橋を渡り祝福を与えに訪れる」
と言われています。
南米の世界遺産であるイグアスの滝や北米のヨセミテ滝でも、満月の時に見ることができます。
ロマンチックですね〜。
月のかさ
満月前後の明るい月のまわりに
大きな光の輪が見えることがあります。
これは「月のかさ」。
別名では「月暈(つきがさ、げつうん)」などと呼ばれる現象です。
うすーい雲が月にかかることで、雲に含まれる小さな氷の粒がプリズムのような役割をして
月のかさに色がついてみえるときもあります。
まとめ
珍しい天体ショーをまとめてみました。
もしかしたら私が知らないだけでまだあるのかもしれません。
もし他にもあるよー!というものがあったらライン@からおしえていただけると助かります。笑
さて、明日もつづくよーーー?